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~ by Yoshihiro Ueda (@ryokan)

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月別アーカイブ: 10月 2006

日本良い国 清い国

29 日曜日 10月 2006

Posted by yoshihiroueda in 日本

≈ 7件のコメント

タグ

日本国憲法


世界に一つの憲法九条の国。

こんにちは。秘書田中です(ウソ)。

「憲法九条を世界遺産に」 (太田 光 、 中沢 新一) を読みました。

これまで私は

「日本良い国 清い国 世界に一つの神の国」とは言わないが…

ということを書いてきた(「江田ビジョン」、「俺について来い」)。

「神の国」とは言わないが「普通の国」ではいやだ。だがそれはどんな国なんだ?

それに解を与えてくれたのがこの本だ。

これからは

日本良い国 清い国
世界に一つの憲法九条の国

を標語にしていきたいと思う。

さて、この本は、ただ声高に「憲法九条を守れ」というのではなく、日本国憲法が抱える矛盾、宗教との関係、思想界との関係、芸術/芸能/お笑いとの関係、さまざまな視点からの議論が含まれています。その点でも視野を広げてくれる本だと思います (それはお前の視野が狭いだけだと言われると反論できないですが)。

論点の一つに、「これまで続けてきた憲法九条を我々の世代で壊して良いのか。後の世代に胸を張れるのか」ということがあります。

あ、これって「天皇の男系をここで我々が絶って良いのか」という議論と相似形だよなー、と思って読んでいたのですが、後の方でそのことが書かれていました。これに関して中沢は、我々が柔軟に対応して保ってきた本質は別のところにあるだろうと述べています。本質を男系と伊勢神宮に帰結させるとても貧しいものになってしまう。この点も私の主張と似ていると思いました。

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秋の展覧会

23 月曜日 10月 2006

Posted by yoshihiroueda in カルチャー

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おはようございます。

先日、東京大丸でやっていた棟方志功展と、Bunkamuraでやっていた「ピカソとモディリアーニの時代」に行ってきました。この日はついでにNHKスタジオパークへも行きました。10月19日は休みを取って夫婦で『アンコール遺跡の尊顔』日本展へ行ってきました。

棟方志功は、子供向けに描いた絵が魅力的でした。クラレの大原氏の子供部屋の装飾というか襖絵だったかな。子供の頃から日常に美術作品がなにげなくあって、なんともぜいたくなことです。

「ピカソとモディリアーニの時代」展は、リール近代美術館所蔵のものを集めたもの。こういうのって、ただ「集めました」ってなりがちで、展覧会としてあまり面白くないのが多いのですが、時代背景がわかって良かったと思います。普段見られないようなものがみられたのも良かった。息子が足を止めて見入っていたのは、ヴァン・エックという画家の絵。この人のことは知らなかったのですが、描かれている人物に存在感がありました。

『アンコール遺跡の尊顔』展は、この日にしか時間がとれそうになかったので初日に行ったのですが、ちょうど写真家のBAKU斉藤氏の解説があるというので聞いてきました。概要をお話しするだけかと思っていたのですが、会場全部を回って1時間くらい説明してくれました。ひとつひとつ足場を組んで撮影するんですね。塔の4面に彫られている仏の顔を撮影するので、方角によって撮影する時間帯が決まるなどの話は興味深かったです。どの像を撮ったか後で分かるように記録するのだが、暑さでぼーっとなって忘れがちになる話などなるほどと思いました。

次はBunkamuraであるエッシャー展かな。Tokyo Designer’s Weekは今年も行きたいですが、行けるかな。

北風と太陽

12 木曜日 10月 2006

Posted by yoshihiroueda in 世界

≈ 6件のコメント

タグ

韓国・北朝鮮


こんばんは。

「北風と太陽」の太陽って、「包容」とか「寛容」の意味ではないのかも。
「おらおらー! コート脱がないとさらに暑くするぞ!」
って感じ? むしろ温暖化攻撃。

そういう意味で、これまでの太陽政策は中途半端だったのではなかろうか。

コートの襟を立てると不思議とちょっと暖かくなったぞ。
でもコートを脱ぎ棄てると寒そうだ。
このコートをちらつかせる限り、ずっと暖かいままでいられる。
… と思わせるメッセージを送ってきたのではないかな。

韓国からの援助物資を上空から大量にばらまく。
独占することができないくらいに広範囲に、
争って取り合いしなくても大丈夫なくらいに大量に、
文字通りの意味で腐るくらい大量にあって、独占しても意味がないくらいに。

援助自体は受入れているのだから、やりかたを変えるだけ、と説得する。

これによって恐怖政治もなくなる訳ではないのだが、
少なくとも民衆は飢えて死なずにすむし、
生きるために金政権に忠誠を誓っているレベルの人達(高官ではない人達)に対して、その必要はなくなるんだよというメッセージを送ることができるのではないか。

甘いか。
それに飢えている人に急に大量の食料を与えてはいけないというのはあるのだが。

経済制裁でより苦しむのは民衆、
もしろん武力による制裁で苦しむのも民衆、
それを避ける方法はあるのだろうか。

追記: 関連記事
北朝鮮核実験:市民の困窮、深刻化 中朝国境、豪雨が追い打ち (毎日新聞 2006年10月15日)

北朝鮮核実験、これからどうなる? [すごろく25]

10 火曜日 10月 2006

Posted by yoshihiroueda in 平和への祈り

≈ 9件のコメント


こんばんは。出川哲朗です(ウソ)。

北朝鮮が核実験を強行した。これからどのようなシナリオが考えられるのだろうか。

これまで、最も現実的で(我々にとって)安全なシナリオは、
北朝鮮がじわじわ崩壊の道をたどり、金正日がいなくなるのを待つ、
というものだったと思う。

考えられる最も危険なシナリオは、
金正日がやぶれかぶれで戦争を始める、
特に核ミサイルで自分の国が負ける前に相手に大きなダメージを与える、
場合によっては、日本の厭戦機運を利用し大きな戦果を得る、
ということだろうか。

その後のシナリオはともかくとして、「やぶれかぶれ」という可能性は高まっていると思う。

今後どのようなシナリオが考えられるのか、専門家には見えているのだろうか。

武貞秀士・防衛庁防衛研究所主任研究官 (NB Online 2006年10月10日)
・核保有国になって、米国の朝鮮半島への介入を阻止する手段が完成できる。
→ 北朝鮮は核保有国の責任を全うする(使わない)意志を示している。
→ あわせて、核保有国としての敬意を求める。
・「米国による単独先制攻撃」オプションは米国はすてていないが、その余裕はないと北は判断している。
・制裁決議には中国は必ず反対する。戦争が起これば最後は北朝鮮は負ける。朝鮮半島は米国の影響下に置かれ、中国にも影響がある。
・経済制裁は抜け道があり、核開発の継続を続ける口実を与える。
・キーは韓国にあり、今は韓国も戦時作戦統制権を取り返すのを反省している。

最も驚いたのは、北朝鮮は、北朝鮮による民族統一を目指しているということ(NB Online 2006年9月8日武貞秀士氏インタビュー)。このことに関しては韓国はどう考えているのだろう。今までの韓国の動きを見ているとそれを容認しているとさえ見えてくるのだ。

いつも比較的冷静な朝鮮日報の記事を見てみた。

【核開発】太陽政策が北朝鮮の核武装を招いた
・核開発は交渉カードではなく、真の目的であることが立証された。
・これまでの太陽政策は誤り。核兵器開発を可能にする「金と時間」を提供しただけ。

【核開発】盧大統領「太陽政策を主張し続けるのは困難」

社説】今こそ大韓民国を守るため全国民が団結すべき時
・中身はこれまでの太陽政策、北朝鮮の立場に理解を示してきたことの批判。

【核開発】なぜ今日?北朝鮮が狙った一石「四鳥」とは…?
・「四鳥」のひとつは、「9日は国連安保理が韓国の潘基文外交部長官を国連事務総長候補に推薦する日」をぶつけた、との見解。
→ ブログ時評 団藤さんは、

北朝鮮を無視した形の選出に「憤り」「怒り」「妬み」を見ます。

と書かれています。

【社説】北朝鮮の核実験で正念場に立たされた韓国経済
・短期的だけでなく長期的にも大きな影響が出そうだ。韓国の国家としての信用度は低下する。
(韓国政府の信用度は前から始まっていてもおかしくないと思うが)

中央日報も盧武鉉大統領を批判している。
オピニオン > 【噴水台】人質大統領
では、「ハースト症候群」という指摘がなされている。

さて、これからどうなるのか、やはりまだ分からない。武貞秀士氏の分析では、「やぶれかぶれ」という可能性は低いように見えるが、「ヤバイヨ!ヤバイヨ!」という状態は変わりはないと思うのだ。

ところで、今日のすごろくの位置は、「21.いつもお世話になっております」に続いて、「ヤバイヨ!ヤバイヨ!(出川風に)」でした。次は、7進んで、「32.後悔した話」。やばいよ…

こんな文房具 [すごろく21]

09 月曜日 10月 2006

Posted by yoshihiroueda in 生活

≈ 4件のコメント


こんにちは。関敬六です(ウソ)。

今日のすごろくの位置は…
00. 参加表明 → 08. おすすめのお店紹介 → 16.嬉しかったあの出来事ときて、
「21.いつもお世話になっております」。

いつもお世話になっている文房具を紹介しましょう。


紙に引いてある線を透かしてみることで、平行線(4cmまで)と垂直線が簡単に引ける定規です。

分度器もついていて、角度をつけた線も引けます。
普通の分度器とは異なり、
ベースラインのほうを得たい角度のところにあわせ(黄色の矢印)、
中心点(青矢印)をとおる線を引きます。

20年以上前に買ったんですよね。一度なくしてこれは2代目。もう売ってないみたいなので、なくさないようにしなくちゃ。

そうそう、昨日は東急ハンズで、ルーズリーフ用30穴パンチ、セラミック製ペン型カッター、円形刃カッターを買ってきました。

次のマスは21+4=25 → 「25.ヤバイヨ!ヤバイヨ!(出川風に)」なんだけど、出川の言い方はよくわかんないなー。

声を出して笑ったよ [すごろく16]

08 日曜日 10月 2006

Posted by yoshihiroueda in 生活

≈ 4件のコメント


こんばんは。蜂須賀小六です(ウソ)。小学校6年生ではありません。

すごろくの現在位置は、
00. 参加表明 → 08. おすすめのお店紹介
ときて、「16.嬉しかったあの出来事」。

嬉しかったことは当然いろいろあって、これが一番とは決められるものではないのですが、昔の話からひとつ。息子が声を出して笑ったときの話です。

そのとき、息子は月齢5ヶ月くらいだったかな。それまで声を出して笑うことはなかったのですが、それ自体は私は心配していた訳ではありません。普通の子供がどうか知らない。

初節句の飾りを買いに東京まで出かけて、帰る途中で多摩川沿いの公園に寄りました。その日は風が強く、強い風が顔にあたって自分の髪がなびくたびにケラケラ笑ったのです。へえ、この子は風が好きなんだと思いましたよ。

また別の日の話。何気なく伸ばした自動巻き取りのメジャー(巻き尺)をしゅるしゅると巻き取ってたら、突然やはりケラケラ笑って近づいてきたのです。もともと動くものは好きだったのではありますが、声を出して笑うなんてことはなかったので、なんか嬉しくなって何度も伸ばしては巻き取るということを繰り返していました。

次のマスは16+5=21 → 「21.いつもお世話になっております」ですね。

■ 追加トラックバック
不完全日記(sprewell8_daisukiさん) 「嬉しかったあの出来事」
— 本格的に不妊治療を考えていたときに分かった妊娠。喜びも一入ですね。

 

すごろく00. おそるおそる参加表明

03 火曜日 10月 2006

Posted by yoshihiroueda in 息抜き

≈ 4件のコメント


こんばんは。宿六です。

最近投稿ペース落ちてますので、バントさんの企画に参加して、無理にでも記事を書くサイクルに追い込もうかと。やるときにはやる作戦。別名かちかち山作戦。なんて刺激するのはこのへんにしておこう。

その企画というのがこれ。
毎日が送りバント: 新企画「第1回ブログすごろく」

今日は参加表明だけなので、気が楽だけど… 平均5ます進めるとして、20日はかかる訳ですよね。うちのペースでは2ヶ月かかるぞ。覚悟はできてるのか。

ええい、いっけー。「送信」ボタン、ポチッとな。

URLは…
http://ryokan.exblog.jp/4427538/ (http://wp.me/p19tR8-oH)
→ 08.おすすめのお店紹介
ということになりました。どっかのポータルの社長みたいにおすすめのお店なんてカードもってないですよ。あ、べつにグルメでなくてよいのか。じゃあアップルストア銀座、ってもう書いちゃったし。

続きを読む →

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