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俺もないけど心配するな。ってそういうことじゃないんだった。こんばんは。ごぶさたしております。

nikkeibp.jp SAFETY JAPAN に日下 公人氏 (くさか・きみんど)のコラム

現実主義に目覚めよ、日本! 〜グローバル・スタンダードの罠に陥るな!〜
が連載されている。

その第34回は「ODAに日本人の心を映せ - 日本のような国になるためのODAを」

「ばらまきのODAでなく、戦略的なODAを。」というテーマなのだが、そのまま引用したほうがわかりやすいと思う。

ではODAの原則はどのようにするべきなのか。基本的には国民の気持ち次第だと思う。例えば、国民は独裁政権の国にはODAをやりたくないだろう。民主主義と言論の自由のある国や、人権を尊重する国には援助をしてもいいと言うはずだ。
それから、近隣諸国と紛争している国や領土問題を抱えている国などには、「やめましょう」となるだろう。さらに、今はそうした問題がなくても、軍事予算をどんどん増やしてるような物騒な国には、やはり援助したくないはずだ。
このように、今の国民の気持ちを個条書きにしてみると、それはほとんどが“現在の日本の形”になっていると思う。つまり、「あなた方も日本みたいになりなさい、日本のようになるなら奨励金をあげますよ」ということをODAの原則にすればいいのだ。

さらにこうも言っている。

 では日本は何のために、何を貢献したいのだろうか。これについてはもう、深く考えなくても分かっている。日本人は、自分たちが作り上げたこの日本が世界で一番すばらしい国だと思っているから、貧しい国や問題のある国が同じようなすばらしい国になるために、援助をしたいのだ。

「日本良い国 清い国 世界に一つの神の国」とは言わないが(というのは以前も言ったけど)、私も近い考えを思っていた。例えば…

2004-06-14 環境/ビジネス/カルチャー
— 「環境」重視が共通の価値観となる国際社会へ導くため、省エネ、省資源文化と技術力を提供する。

2005-04-12 中国を啓蒙する
— 中国が国際社会の一員としての認知を得るためには法治国家であることを示す必要を教える。

2005-06-04 「南」も犯罪国家入りか——。隣人としてほっておけない。
— 韓国が犯罪国家に堕していくのを日本は容認すべきではない。世界はまだ見捨てていない、我々は協力を惜しまないとメッセージを送りつづけるべき。

2005-05-08 お金は有効に使おう
— ODAは相手国(アフリカ)の人たちが幸せになれる使い道を考えろ。

2005-07-06 ほっとけない、だけど…
— アフリカの一部にサンクチュアリを作り、そこで食糧、医療、教育を与え、自立を促す。そこにはいりたければ「幸せになるためのルール」に従ってもらう。

ということを書いたのを、日下さんのコラムを読んで思い出した。

ただ、今の日本にどれだけ世界に誇れる価値観が残っているのか心配になって来た。ホリエモン、村上ファンド、小泉純一郎、そしてそれらをグローバルスタンダードともてはやしてきたマスコミ、マスコミに流される国民…

無条件に「昔は良かった」というつもりはないのですが、先日(8月11日)、NHKで

江戸の頭脳に挑戦!其の二 〜粋な遊びのテーマパーク〜

というのをやっていて、これはほとんど見逃しちゃったんですが(8月22日深夜再放送)、前回の放送のことを思い出した。庶民まで頭を使うことが娯楽であった時代、貧しいけど豊かな文化生活を営んでいた時代。

そしてそれに対して、「日露戦争物語」 (8月7日発売のビッグコミックスピリッツ2006.8.21/28号)では、

21世紀の世界が目指すべき
平和で安定した未来の文化、
江戸文化で育った日本人が
奴隷にされないため、
欲望と殺人と征服の
野蛮な西洋列強の文明を
護身のため仕方なく
レベルを下げて身につけた
明治中期。

とあって、日下さんの主張と、 NHKの番組がシンクロしたのだ(すぐに書けば良かったんですが…)。

「日露戦争物語」 のテーマは、「歴史に学ぶ」ということ。日本の失敗は現実を直視しないことに原因があり、それは日清戦争のころから始まっているということが語られている。またこの回では、第2次世界大戦後もアメリカから嘘の物語を与えられ、それを妄信していき、「戦後60年で日本国民の現実を知る知能は消え、自由自立の精神は皆無となった。」とまで書いている。

ちょっとまとまらなくなったが、これから我々は、他人に流されず、自分の頭で考えていかなければいけないと思うのだ。

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