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… って人は昔は良く聞きましたがが、今はほとんどいないような気がします。私もそれに近いメンタリティを持っていましたが、今はそんな気持ちほとんどなくなっています。

あ、おはようございます。モモです(ウソ)。

ソニー製品は壊れやすい、ソニータイマーというのがあって保証期間が過ぎた頃に壊れる、などいろいろ言われていましたが、それでもソニー製品を選んでしまう。他にないものがあったんですね。やっぱり新しさでしょうか。新しい機能がある、というよりWalkman、ビデオカメラに代表されるライフタイルの提案。それからデザインも見逃せません。総合的に言うと「ソニー」というブランドを買っていた、ソニー製品を使っている自分自身を買っていたともいえるでしょう。ナルシストですね。

そういうところにソニー復活の鍵があると思います。

もちろん、先日の会長、社長の交代というニュースをきっかけに書いているのですが、もうひとつは以下の一連の記事がきっかけになっています。

Wired News 2005年3月16日
マックのモック・デザインといえば「イサム」
Wired News 2005年3月17日
発売前から熱く論じられていた『iPod shuffle』

過去にもこんな記事があります。

Wired News 2004年6月21日
ファンたちがデザインする未来の『iPod』

ここで出てくる「イサム」、真田 勇氏のサイトApplele新種林檎研究所は、DesignCafe Blog (ひらさわさん)でも良く紹介されています。これもDesignCafe Blogで 知ったのですが、Exciteブログも持っておられ、新しいサイトもオープンされたそうです (サイトはここ →apple-style.com)。探したら、真田さんへのインタビュー記事がありました(URLを見ると2002年の記事らしい)。Wired Newsでもずっと前にも紹介されていたんですね。

Wired News 2002年1月31日
マックのデザインを先取りする日本のアマチュア・デザイナー

これらを見ると、アップルが真田さんに限らず熱烈なファンに支えられており、その意味で昔のソニーの立場にあると思います。アップル自体は最初からそういう人気を持っていたと思いますが、スティーブ・ジョブスが復活してから特にその傾向が強まっていると思います。

アップルの話ばかりになってしまいましたので、ソニーの話に戻ります。復活の鍵はCELLにあるのではないかと思います。ただCPUとしてではなく、CELLが入っている機械の相互連携で何か新しい世界が開けることを期待しています。

追記: 忘れていました。こんな記事もありました。 → 日経エレクトロニクス 2005/03/01「Appleにあって,ソニーに足りないもの」 ここの結論のひとつに、「経営陣によるトップダウンのアプローチ」をあげていました。