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先日、次は投票率アップの方策を考えます、と言っておきながら、書いていませんでした。遅くなりましたが、実現性はともかく(法律改正が必要なものもあるので)、考えてみました。

もっとも大きい原因は、無力感だと思います。私の一票では政治を変えられないと思うと、投票することの意味が感じられない。一票の影響力がないのは変えられないですが、それが集まると意味があることを分かってもらわないといけないと思います。

1) 棄権票を、第一党の(暗黙)支持票に加えた統計を出す。

投票率が50%しかないのにそのうちの過半数をとったとしても支持率は30%に達しない、これで政権をとれるのがおかしいという意見をきくことがあります。でもこれは間違い。投票していない50%は、誰でも良いと言うことを表明しているのだと考えるべきです。第一党の支持率を、投票率*得票率+(100% - 投票率)で計算し、新聞などではそれを使うようにします。「戦後最高の支持率更新」、「80%の信任を得て自信深めるXX首相」という感じ。

ここまで準備ができたら、あとは国民へのメッセージです。「あなたは政府の政策に異論を唱えていますが、でも国民の8割は政府を支持しているのですよ」という。不況も、財政赤字も、年金も、道路族も、就職難もあなたが支持しているのです、と伝える。

いかがでしょう。私はこの状況を容認しないという人は、投票所に足を運ぶと思うのですが、甘いでしょうか?

2番目以降はまた (って投票後にならないようにしたいです)。→ ここ