こんばんは。孫悟空です(ウソ)。

91364この前予告した東洋経済1/28号。買ってきましたよ。まだ読み始めたところですが。

経済のことも気になるのですが、脅威といえばやはり軍事と環境でしょう。今回は軍事を主題にした記事はありませんでした。ということで環境に関して。

まず気になるのは日本への影響です。酸性雨は現在の段階では90%は中国国内に降っており、日本へは1%だけが到達しているとのこと。しかしそれでも日本の酸性雨の1/3になるという見方もあるそうです。この2つを組み合わせると、日本の30倍の酸性雨があるということになりますね。

汚染の激しい淮河の地元民、NPO職員は、水俣病のことを知っているそうです(先日NHKアーカイブスで特集されていましたね)。日本の教訓が生かせるのでしょうか。日本の公害対策が飛躍的に進んだのは、(1) 世論形成とその力、(2) 司法の独立、(3) 環境対策のインフラの3つが有機的に関連し、政府・企業側の対策を推し進めさせたからという。

一方、中国では、

(1) 世論形成とその力 → 言論の自由、報道の自由がないため、世論が形成されない
(2) 司法の独立 → 確立されていない
(3) 環境対策のインフラ → 保健所など啓蒙といざというときに行動するインフラは未整備

ということで、日本に対して経済成長の遅れ以上のギャップが存在するという。
ただ東洋経済は、中国の環境汚染を、日本にとっての環境ビジネスのチャンスと捉えています。それにも中国の事情を考慮する必要があるということです。それは環境よりもやっぱり経済重視ということ。啓蒙を進めることと導入しやすくすることを並行して進めないといけないでしょうね。長い道のりだと思います。

そういえば、旅限無 (りょげむ) さんが、「流氷は綺麗だけれど…」という気になる記事をかかれています。北海道に流れ着く美しい流氷。しかしこんなことが。

流氷が生まれるのはアムール川からオホーツク海に流れ込む膨大な淡水が、塩分を含んで比重の重い海水の表面に広がる現象として説明されます。アムール川は間宮海峡に河口を開いていますが、そこから遡るとハバロフスクの先でウスリー川と合流していて、更に上流で松花江とも合流しているのです。すると、先月の大事件を思い出すというわけです。

海洋汚染ではないので他人事だ、と思っていられませんね。

■ 以前の記事

2005-08-02 「中国の放埓が世界を壊す: リンク集」

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